12月6日(水)に、5年生が「ヤングケアラーに関する講座」を行いました。大府市役所福祉総合相談室から講師の先生にお越しいただき、話を伺いました。
内容は、
1 子どもの権利条約(大きく分けて4つ)
2 ヤングケアラーとは
3 ヤングケアラーの現状と将来に対する不安
4 自分の気持ちを言葉にだしてみよう
の4つです。
【子どもの権利条約】
・生きる権利・・・命が守られる
・育つ権利・・・もって生まれた能力を十分に伸ばしながら成長できる
・守られる権利・・・暴力や搾取、有害な労働などから守られる
・参加する権利・・・自由に意見を表したり,団体を作ったりできる
という権利があることを学びました。
【ヤングケアラーとは】
本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことで、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあると学びました。
お手伝いとは何が違うかというと、
・年齢や成長段階に見合わない負担や責任を負う
・日常生活に支障があるほど長時間にわたるもの
だそうです。
【現状と将来に対する不安】
「いつも眠い」「休んだり遅刻したりする」「友だちと一緒に遊ぶ時間がほしい」
など、不安やつらさがある現状です。
5年生がいただいた資料には
「家族のことは大事だけど、自分ことも大事です」
と書かれていました。
【自分の気持ちを言葉にだしてみよう】
「ヤングケアラーという言葉を知ってもらうとともに、『相談していいんだよ』『相談する場所があるんだよ』ということを、5年生に伝えたい。」と講師の方がおっしゃっていました。
子どもたちはもちろん、保護者のみな様にも相談できる場所があることを知っていただけるといいと思いました。
大府市役所 福祉総合相談室 ℡0562-45-6219
フリーダイヤル ℡0120-556-501