昨日、3年生と6年生が講師の先生をお迎えして、「心の授業 ~自分も相手も大事にしよう~」を行いました。
【3年生】
まず、いろいろな場面での自分の感じ方を確認しました。
「みんなの前で発表するとき」「先生が誰かをしかっているとき」など、自分がどう思うかを考えて、友だちと意見交換しました。すると、発表が全然平気な子や、すごくドキドキする子、誰かがしかられていても気にしない子や気になる子など、人によって感じ方が様々なことが分かりました。
感じ方が違う人の「感じ方」に気付くためにはどうしたらいいかを考えました。
講師の先生が担任の先生を食事に誘う様子を見て、担任の先生がどういう気持ちだったかを考えました。
気持ちを考えるときに、話した言葉や仕草などをヒントに、「こんな気持ちだろうな」と想像しました。
人の気持ちに気付くために大事なことは、自分と人の感じ方が違うことを知っていることと、相手の表情や、声の様子をよく見ることが大事だと分かりました。
でも、もし、相手の気持ちに気づくことができなかったときには、「ごめんね」とか「ありがとう」などの言葉を使うことで、友だちとの関わりがうまくいくこともあるそうです。
【6年生】
6年生も、自分と人との感じ方が違うことや、他の人が感じていることが完全には分からないことを学びました。
6年生は、さらにいやな気持ちになったときやいやなことがあったときに、自分を助けるためのいろいろなやり方があることを知りました。それを「コーピング」というそうです。
一人1枚カードを引き、カードを見せ合うことで、コーピングガルことや、一人一人合うコーピングが違うことも学びました。
・勉強する
・ペットとふれあう
・運動する
・好きな人と遊ぶ
・本を読む
・悪口を言う
・おいしいものを食べる
など、いろいろなコーピングがありました。
例えば、ジュースを飲むとイライラが収まる人も、ジュースがのめない場所では、そのコーピングは使えません。だから、自分に合ういろいろなコーピングを知っていることは、とても大切なのだそうです。
心の授業で学んだことを生かすことで、生活がよりよくなりそうですね。