「こんなものがありますよ。」
と、教務主任が教えてくれました。
こんなものとは・・・
「焼き印」です。
大きさは、約40㎝。ずいぶん古いもののようですが、どのくらい古いかは分かりません。
吉田小学校と書いてあります。「吉」の字が、「士と口」ではなく、「土と口」で書いてあります。
この焼き印を知ってから、学校の古そうなものに焼き印が押していないか探していますが、まだ1つしか見つかっていません。それは、
職員室の前の、棚です。棚の隅にひっそりと押されていました。
この棚の備品シールを見ると、昭和37年と書いてあるので、今から60年前のものです。用務員さんたちが、汚れを取って、塗料を塗って、使いやすいようにシールを貼り替えてくれたそうです。吉田小学校にはなくてはならない棚です。
一カ所だけ引き出しがなくて、板で直してあります。
ものを大事に使うって、いいですね。
学校のどこかで焼き印が押してあるものを見かけたら、校長先生に教えてくださいね。