本年度の吉田小学校の現職教育の研究テーマは、
「学びっておもしろい!躍動する吉田っ子の育成
~「きく」「話し合う」「発信する」を展開する単元構想の工夫を通して~です。
単元の構想をねり、「単元を通してめざす児童の姿」を明確にします。
「きく」「伝え合い」「発信する」「振り返り」を単元全体で行っていきます。
今日は6年生国語「具体的な事実や考えをもとに、提案する文章を書こう」(わたしたちにできること)で授業を行いました。単元を通して目指す児童の姿は、「学校にある環境問題について自分なりによく考え、真剣に改善を願い、よりよい提案書が書ける児童」です。
自分の提案書を見直し、伝わりやすいように工夫したところに線を引きます。
グループになって提案書を見せ合います。そして、互いの文章のよいところや説得力のあるところを伝え合います。
各グループで出た、より相手に伝わる方法について、一般化した考えを発表しました。
最後に、自分の文章をもう一度見直し、改善点を記録しました。
今日の授業までに、調べたことをしっかりまとめていたので、自分の意見として堂々と提案できていました。その上で友だちの文章を参考にして、更によい文章になるようにする気づきがあったことはすばらしかったです。
授業後、研究協議会を行いました。
授業の前にもしっかり練った授業案でしたが、授業をしてみるとよかった点や改善点がよく見えてきます。単元構想の工夫するよさも、今回の授業でよく分かりました。教員も吉田っ子が進んで学びたくなる授業ができるよう、がんばっています。