5時間目に、訪問ミニコンサートが行われました。
3年生から6年生が体育館で、ビオラとチェロの演奏を楽しみました。
本物の音楽に触れ、豊かな心を育ててほしいという豊田自動織機の願いと、多くの子どもたちに、すばらしいものを残すことが大人の大切な役目だと学校でのコンサートを行っているNPO法人「子どもに音楽を」のお力で実現したものです。
チェロ奏者の横坂源さん、ヴィオラ奏者の瀧本麻衣子さん、お二人の音楽家が演奏してくださいました。
はじめのあいさつで、吉田小学校に大きなくすのきがあることを「いい環境で幸せですね。」とおっしゃってくださいました。
吉田っ子たちは、これから聞く音楽に興味津々のようでした。
二人で演奏してくださったり、ビオラ、チェロそれぞれで演奏してくださったりして、弦楽器の音色をたっぷりと感じることができました。
チェロもビオラも4本の弦があって、同じ位置の弦が同じ音だということを教えてくださいました。ヴァイオリンは、チェロやビオラとは少し違うそうです。
4年生は、つい最近ヴァイオリンの授業を受けたばかりだったので、弦楽器に親しみがわいていたようでした。
途中に質問コーナーもあり、
「一日に何時間練習しましたか」
「どうしてその楽器を選びましたか」
「チェロとビオラの大きさの違いは?」
など、たくさんの質問が出ました。
「練習は一日に3時間ぐらい」「1時間ぐらい。後はサッカーをしていました」
とそれぞれが答えてくださいました。
でも、後から伺ったら、今は8時間ぐらい練習されているそうですよ。
最後は、吉田小学校の校歌を演奏してくださって、みんなで歌いました。いつもより優雅な校歌でした。
子ども時代に、こんなにすばらしい演奏を聴くことができてよかったですね。
「大人になったら二人の演奏を必ず聴きに行きます」と感想を述べた吉田っ子がいました。
いろんな経験をして、いろんな気持ちになって、いろんなことを学んで、吉田っ子たちが、自分の好きなものに出会って大きくなっていけるといいなあと、心から思った訪問ミニコンサートでした。
NPO法人「子どもに音楽を」のみな様、豊田自動織機のみな様、ありがとうございました。