至学館大学の先生に、3年生と5年生の図工の授業を見ていただきました。
3年生は段ボールを切ったり組み合わせたりして作品を作る「クミクミックス」(造形遊び)を行っていました。
作りたい作品の下絵をもとに、段ボールに部品を描き込んでいました。
切り込みを入れて組み合わせるためには、どんな部品を作ればいいのか、とても難しい様子でした。
段ボールは身近な材料ですが、遊んだ経験がある子は少なかったようです。切り込みを入れて組み立てたときに、思ったような形になるか楽しみですね。平面が立体になる面白さも味わえるt安元です。
5年生は、針金を使った「立ち上がれ!ワイヤーアート」を行っていました。
ペンチの使い方を習っていたので、柔らかく曲げたり、カクカクに曲げたりしていました。
下絵に忠実に作る子や、針金を触りながらどんどん創造が広がって、下絵とは違う作品になっていく子など、それぞれでした。でもどちらもいいですね。
目の前の作品に没頭して、黙々と作品作りに取り組む姿がありました。
ものを作る面白さを、図工の時間にたくさん感じてほしいなと思います。作るのが苦手な子も、自分の手で作り出すことが素敵なんだと感じてほしいなと思います。また、美しいものに出会ったときに美しいと感じる心も育つといいなあ。