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2019/10/04

みりんの歴史

| by kanri
今日の給食は、麦ご飯、牛乳、ぶり三河みりん焼き、れんこんチップス、鶏団子汁です。
みりんが日本に誕生したのは戦国時代です。
江戸時代になると、みりんは女性でも楽しんで飲むことができる甘口の高級なお酒として人々に受け入れられました。
やがてみりんは、料理のこくやうまみを引き出す調味料として使われるようになります。
当時は、砂糖よりも入手しやすい甘味料として用いられました。
そして、社会が安定してきた明治・大正時代には、全国的に滋養飲料や割烹調味料としての消費が増加しました。
時代を経るごとに、甘みやうまみの濃いものが求められるようになり、大正末期から昭和初期にかけて、今日のような濃厚なみりんが作られるようになったそうです。
愛知県東部の三河地方は、醸造に適した水と温暖な気候に恵まれ、200年以上昔からみりんの醸造がさかんに行われてきました。
現在でもみりん業者数全国一を誇るみりん作りの本場です。
給食のぶり三河みりん焼きも、みりんの甘みとうまみがいっぱいのおいしさでした。

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