今日は、６年生で「己書（おのれしょ）」という授業をしていただきました。日本己書道場の方々が６名来てくださり、子どもたちに指導してくれました。
初めは、「己書」とは何かということを説明してくださいました。筆を使って書くけれど、筆使いや点画、書き順などにこだわらない。絵を描くように字を書く。どのように書いてもよい。さまざまなに自己表現をしよう！ということのようです。

まずは、「己書」でよく使う「ぐるぐる」の練習です。筆でぐるぐると丸を書きます。

少しずつ字にしていきます。絵も入れたり、飾りを付けたり…

書き上がったそれぞれの「己書」が黒板に飾られていました。講師の方々が、１枚１枚に、それぞれの「己書」のよいところをコメントしてくれました。

最後に自分の「己書」を持って写真を撮りました。

字のうまい下手を気にすることなく、自分が書きたい字を書きたいように書いた時間は、とても楽しく充実したものになったようです。選んだ字も書き方もそれぞれの子らしさを表現しています。この「己書」を見て、「自分の考え」を再確認した子や友達の新たな面を発見した子もいるのではないしょうか。卒業を控えた６年生にとって、とてもよい授業でした。きっとこれから部屋に飾られるのでしょうね。
本当にありがとうございました。