今日は、６年生の出前授業で「己書」を実施しました。この３年間、毎年６年生が取り組むところを見ていますが、毎年感動します。
「己書」のよいところは、「自分の心を、自分の手書きで表現する」というところだと思います。

「己書」では、上手下手や書写のルールや作法を気にする必要がありません。私も国語の教師なので、普段の授業で「正しい字を書く書き方」を身につける大切さもよくわかります。いや、むしろ、普段の授業で「基本」を身につけているからこそ、今日のような「己書」の授業が楽しいのではないかと思います。

６年生は、各クラスに外国にルーツをもつ子がいます。彼らも日本の文化を楽しんでくれたと思います。最後には各クラスの黒板に、みんなの作品が飾られていました。筆ペンと色鉛筆で「自分だけの表現」ができました。