12月5日(土)、昨日の4日から10日まで「人権週間(じんけんしゅうかん)」です。
毎年、12月10日の人権デーまでの期間に石ヶ瀬小学校でも「人権」について
学習をします。
「人権」とは、人が人としてあたり前に持っている権利のことです。
いまも、いじめや虐待(ぎゃくたい),外国人や障(しょう)がいのある人,
ハンセン病元患者(びょうもとかんじゃ)とその家族などに対する
偏見(へんけん)や差別など,いろいろな人権問題があります。
今年の法務省の人権週間のポスターには、こんなメッセージが書いてあります。
「『誰(だれ)かのこと じゃない』」と。
高学年の皆さんならこの言葉の意味が分かるかな。
いしがせっ子の皆さんのまわりにも、人のことをきらって仲間はずれに
していることはありませんか。
仲間はずれにされた人は、とてもつらい苦しい思いをしていると思います。
いやなことがあるならしっかりと話し合って解決していくことが大切です。
人はそれぞれ考え方ややることもちがいます。
お互いの気持ちをしっかりと理解し合うことが大切です。
特に今年から「GIGA OBU スクール構想」が進み、4年生以上には
一人一台のタブレットが貸し出されることになります。
高学年にはもうすでにスマートフォンを持っている人もいるかもしれません。
タブレットやスマートフォンはとても便利です。
しかし、使い方を間違えると他の人の心を大きく傷つけることもあります。
また、知らない人との軽はずみな交流、ばれないと思って書き込む
他の人の悪口などを行っていると、最後に自分がとんでもない大きな事件に
巻き込まれることになります。
どんなに便利なものでも使い方を間違えると取り返しのつかない
大変なことになります。
正しい使い方をしっかり学び、約束を守って使うようにしてください。相手の話をしっかり聞くように気をつけてみること、相手
の気持ちを
思いやることを、この人権週間でしっかり学んでください。
きっとたくさんのいしがせっ子がなかよくなれる気がします。