2月5日(月)、土曜日はお家で豆まきをしましたか。
最近は、それぞれの家庭の事情により、豆まきをしない家庭も
増えていると聞きます。
さらに、いろいろな商売事情も重なり、スーパーなどではものすごい量の
恵方巻きが売られていました。
この恵方巻き、商売としては縁起物のとして高価のものを
たくさん売りたい気持ちは分かりますが・・・
1989年にあるコンビニが広島で「恵方巻き」を売り始めたことで
10年ぐらいかけて日本中に恵方巻きが広がりました。
ちなみにわたしが子どもの頃は、恵方巻きの習慣は全くありませんでした。
そのため、豆まき一筋でした。
恵方巻きを調べてみると、節分に恵方を向いて食べる太巻きとあります。
しかし、食べ方にはいくつかのルールのようなものがあります。
1本を切らずにがぶりついて食べる。
これは、切ってしまうと「福を断つ・縁を切る」につながるためだそうです。
さらに、その年の恵方を向いて、しゃべらずに食べる。
これは、しゃべると口から「福が逃げる」からだそうです。
しかし、いまスーパーで売られている恵方巻きは、超高級品が多くありました。
刺身が何種類も入った高級太巻き、ウナギ一本をまるごと入れた太巻き、
大きなエビフライが両側から4本顔を出した太巻き、焼き肉たっぷりの太巻き、
どれもとてもおいしそうで、私もつい1本買ってしまいました。
しかし、恵方巻きには上の2つのルールがありました・・・
仕方ありません。
勇気を持って、恵方巻きを切ってしゃべりながら
半分をおいしくいただきました。
福をあきらめてはいませんが、私のこの1年一体どうなるのでしょう。
同じ体験をしたいしがせっ子がいたら、教えてください。
あんなに太い恵方巻きを一人で全部食べるのは、絶対無理です。
いろいろ考えさせられた節分でした。