4月4日(日)、みなさんはデザートのふたのうらが気になりませんか。
特にアイスやヨーグルトなどふたについたものをついついなめてしまう人、
いますよね。
私も小さいころ、アイスなどを食べるときはいつもふたのうらについていた
アイスをなめ回していました。
家の人からは「みっともない、やめなさい」などとよく言われました。
でも,これが子どもにはなぜか止められないのです。
(無料イラストより)
そこで、今日は春休みの一人研究です。
みなさんにこのふたで、科学の進歩を紹介しましょう。
これは、みなさんのよく知っているヨーグルトです。
今までならあたりまえにふたのうらには、たくさんのヨーグルトがついていました。
しかし、この7,8年ぐらい前からふたにヨーグルトはついていないのです。
これはすごいと同時に、私にとってはさみしいことです。
だってもうふたがなめられないのです。
そこで、なぜふたのうらにヨーグルトがつかないのか調べてみることにしました。
この秘密を5年前ぐらいに知りました。
このふたには、ある科学の進歩の秘密がかくされていました。
手でさわってみると分かるのですが、つるつるではなくでこぼこしているのが
分かります。
そこでこの上に水をたらしてみました。
なんと水は玉のような形になり、つるつるすべるように移動します。
これは面白いです。
ぜひみなさんもやってみてください。
そして、水玉の中をよく見るとトンボの目のような
あみ目のようなもようが浮かんできます。
とても面白い現象です。
これは「ロータス効果」といって、ハスの葉が水をはじくことから研究され、
ふたの表面をでこぼこにしたら、ヨーグルトがつかなくなったそうです。
もう10年ぐらい前に発明されたことなのです。
なにかすごいと思いませんか。
こうやってふだん生活の中で気づかないところでも科学は
どんどん進歩しているのです。
ちなみにこれと同じ理由で、ご飯をすくうしゃもじででこぼこしたものを
見た人もいるのではないでしょうか。
(無料イラストより)
生活の中からいろいろ発見していくと面白いですよ。