6月19日(日),今週は先生たちもしっかりと勉強しました。
6年3組の道徳の授業に大学の先生が来てくださいました。
たくさんの先生が授業を勉強するために集まるため,
授業を体育館で行いました。
岐阜聖徳学園大学の山田貞治先生です。この時間はたくさんの先生たちが道徳の授業を勉強するために
集まりました。
子どもたちも一体何が始まるのか,少しドキドキです。
そこで,山田先生が担任の先生や学級のことを聞きました。
クラスの人気者とみんなに指名された子が,学級目標を楽しく
ていねいに説明してくれました。
みんなが楽しそうに聞いていました。
そして,その後はアイスブレイキングです。
4人がおなじになるまでジャンケンを続けました。
このグループは最後までがんばりました。次は人数を増やしていきました。
なかなか全員が同じになりません。
これだけの人数で同じものを出すには、感じる気持ちが必要です。
みんなで仲良く楽しんだ後,道徳の授業が始まりました。
体育館には校外からもたくさんの先生が集まりました。
オンラインで大学の学生や石川県の学校でも授業の様子を
勉強しているようでした。
山田先生から事前にもらった資料を読み,今日の授業にのぞみました。
今日の授業は,「星野君の二塁打」という有名なお話について
みんなで話合いをしました。
いろいろと話題になった資料です。
星野君のもやもやした気持ちをみんなで話し合いました。
それでは,どうしたらすっきりした気持ちになれるのか。
監督の指示は絶対に聞かなくてはいけないのか。
自分で判断してはいけないのか。
チームメートはどんな思いでいたのか。
チームの作戦を守らないのは,いけないことなのか。
二塁打を打って勝てたから,許されるのではないか。
いろいろな意見が発表されました。
さすが石ヶ瀬小学校の6年生です。
そこで,みんなの考えをさらに深めていくためにタブレットが
登場しました。
「心の数直線」というものを使って,自分の気持ちを表してみました。
自分がどちらの気持ちが強いか,話し合うことになりました。
お互いの数直線を見せ合いながら,自分の考えを相手に伝えていきました。
さあ。友だちと数直線が違います。
どうしてなのか説明をしました。
規則をしっかり守っていくことが大切なのか,自分の意思で
決めていくことが大切なのか,考えました。
話し合った結果をどんどん意見発表していきます。
みんなよく考えました。
なるほどという意見がたくさん出てきました。
最後は今日の授業を振り返り,自分が気づいたことを発表しました。
そして,授業後には先生たちも道徳の授業について勉強会を行いました。
担任の先生からは,いつも意見をあまり発表しない子の意見も聞けて勉強になったと伝えていました。
楽しい話合いをしながら,道徳の授業についてしっかり考えました。
昨年度に続いて二回目の勉強会です。
山田先生,今日もありがとうございました。
石ヶ瀬小学校では,今年は道徳の授業に力を入れて勉強していきます。
保護者の皆様にもどこかで道徳の授業をご覧いただければと,
考えております。