6月18日(木),昨日までは3日連続の真夏日となりました。
しかし,今日は10時過ぎ頃から雨が降り始め,涼(すず)しい風も吹き込む,梅雨には珍しい過ごしやすい気候になりました。
この季節だからこそひときわ鮮(あざ)やかな色が映(は)える花,あじさいです。
漢字では紫陽花と書きます。
なんとなく納得です。
学校内を知り尽くした用務員さんが,一昨日からあじさいの花を校長室に飾ってくださいました。
学校に咲いているという事でしたので,すぐに確認してみました。
ありました,こんなところに咲いているとは気づきませんでした。
正門のすぐ近くでした。
桜の木の周りを取り囲むようにあじさいの木が広がっていました。
毎年,梅雨の時期にぴったりと合わせたように咲いています。
梅雨がよっぽど好きなのでしょうね。
このあじさいの花は青紫色でした。
この色から考えると,この下にある土はおそらく酸性だと考えられます。
赤紫色だとアルカリ性の可能性が高くなります。
とてもきれいな花の色です,と言いたいところです。
しかし,この青色の部分は花びらではありません。
みんなのよく知っている名前でいうとガクと呼ばれています。
それではどこが花かというと,赤色で囲った部分が花なのです。
つまりあじさいの花は,たくさんの花が集まってできた花なのです。
この秘密を知った君!
それなら,他にもあじさいと同じような花があるかもしれないって?
そうです。他にもよく似たつくりの花はいっぱいあります。
探してみてくださいね。
これが勉強です。