６月20日（日）、今週の金曜日に、緊急時の引渡し訓練を行いました。
しかし、コロナ禍での緊急事態宣言が発出されているため、
多くの人が集まることを避けた形で行いました。
昨年度も訓練を実施できていないため、保護者の皆様には
申し訳ありませんが、教職員のみでシミュレーション訓練を実施しました。
石ヶ瀬小学校の初挑戦です！


それでは、緊急事態に備えて引渡し訓練シミュレーションに
取り組んだ先生たちの様子をお届けします。
体育館には、教室スペースと職員室スペースを設けて
シミュレーションを始めました。
当然、子ども役は先生が行います。
担任の先生が大変そうなクラスです。


職員室の後ろの方にいるのは、保護者役の先生たちです。
担任の先生が授業をしていると、暴風警報が出たと放送が入りました。
担任の先生が教室に指示をして職員室に集まります。
同時に保護者役の先生たちは体育館の外に集まり、この後の動きの確認を
担任の先生に分からないように行いました。


職員室では、暴風警報が出たため、家庭へと引き渡しを
開始することの確認をしました。
それぞれの担任が引き渡しカードを確認して各教室に向かいます。
教室では、引き渡しカードを確認しながら子どもたちに手渡しました。
子どもたちはだれがお迎えに来てくれるのかを確認しました。


早速、一番最初のお迎えの保護者の方がみえました。
兄弟姉妹がみえるご家庭は、上の学年からお迎えしていただきます。
担任がいろいろなケースに対応できるようにするため、担任役の先生には
詳しく内容を伝えていません。



普通通りにお迎えしてくださる方の中に、兄弟のお迎えの順番を間違えた方、
代理人の方がお迎えに来た方など、いろいろあります。
保護者か代理人が到着できずに、となりのクラスの保護者がお迎えに来た方など
様々なケースに対応します。


登録されていない方のお迎えの場合は、学校から保護者の方に
連絡を入れて確認することになります。
担任が職員室と連絡をとります。
この時のやりとりが、なかなか大変です。
その間にお迎えの方にはお待ちいただくことになります。
事前にわかっている場合は、お早めにご連絡ください。


兄弟がひまわり学級の場合はどうしたらいいのか、と問い合わせを
される方もありました。
その場合は、ひまわりやさくら学級は最後にお迎えをお願いします。
日本語を話すのが得意でない保護者の方もみえました。
担任役の先生がていねいな対応を心がけてがんばっていました。
たったの15人ですが、最後の方の方からは、もっと早くしてほしいという
要望もありました。


それでも担任がていねいに対応します。
最後まで残った子どもがおつかれモードになっていました。
保護者の方のお迎えが仕事の都合で遅れると連絡が入りました。
教室にもインターホンで連絡が入ります。


遅くなってかけつけた保護者の方が急いで教室にみえました。
最後の子もこれでやっと帰ることができます。
担任が職員室に戻り、全員が無事に帰宅できたことの報告をしました。
最後にこのシミュレーションの様子を見ながら、反省会を行いました。
たった15人の子どもたちの帰宅対応でしたが、確認をしながら
引き渡すことの大変さがよく分かりました。
各教室ではこの２倍以上の人数の対応を36クラスで行うことになります。
当日は混乱を避けるため、車での来校をご遠慮いただくようにお願いしています。
ご理解ご協力をお願いいたします。


今回、担任役の先生は大変つかれたと思います。
おつかれさまでした。
いい勉強になりましたね。