２月19日（土）、昨日の朝はかなりの冷え込みでした。
石ヶ瀬川にも霜（しも）が降りて河岸が白くなっていました。



毎朝、１年生の花だんには花を観察している子たちが
たくさんいます。


今日も新しいチューリップが芽を出したでしょうか。


すると、１年生の先生が子どもたちに声をかけながら
外に飛び出してきました。



「一体何が始まるのだろう」と思って様子を見ていると・・・


１年生の生活科「冬を見つけよう」の勉強で、霜（しも）や霜柱（しもばしら）は
写真では見ていても実物を見ることができなかったとのことでした。



そこで、今日はチャンスと思い、子どもたちに声をかけたそうです。



小学生ならではの大切な学びの時間です。



こういう自然体験が、子どもたちにはとても大切です。


子どもたちの学びの気持ちにも火が付きました。


にこにこ農園を囲むように子どもたちが霜柱を探そうと
たくさん集まってきました。


スイッチが入ってしまったので、ランドセルを背負ったままでも
必死に霜柱を探す１年生の姿がとてもかわいらしいです。



この寒さを体感し、どんなところにできるのか、しっかりと
観察をしてほしいです。


写真だけでは気づけない、いろいろなことに気づけたのではないでしょうか。



こうやって子どもたちが学びを自分で深めていくきっかけを
作ってあげることが私たち教師のつとめだと改めて感じました。


こんなにもすごい霜柱をたくさん見つけました。



できた場所をしっかり調べていくと、どんな場所にできるのか、
どんな条件が必要なのか、いろいろな秘密にたどり着きます。



さあ、１年生の学びがどんどん始まっていきます。
この秘密を探る力が、３年生から学ぶ理科の「なぜなに」の力に
つながりますよ。



みんないいものに出会えましたね。
きっかけを作ってくださった先生、さすがです。
ちなみに校長先生は、理科の先生です。
みんなが霜柱を発見したときの笑顔がとてもうれしかったです。