1月18日(水)、昨日の大放課に突然の避難訓練(ひなんくんれん)を
行いました。
これまで行っていた火事や暴風時の避難訓練とは異なります。
昨日の訓練は地震の避難訓練です。
突然の訓練でしたが、運動場で遊んでいた子たちは、
すぐにみんなが中央に集まりしゃがみました。
訓練ですが、みんな急いですぐに行動できました。
教室にいた子たちも、すぐに机の下に身を隠すことができたようです。
しかし、ここからが大きな課題が見えてきました。
わざとのんびり歩いてくる子の姿もありました。
みんなが真剣に避難して次の指示があるまで静かにしゃがんでいます。
教室からも指示に従い、頭を守りながら素早く逃げ出してきました。
のんびり歩いてくる子の姿もちらほら・・・
全校の人数が多いだけに全員が避難するまでに時間がかかります。
避難の指示が出てからみんなの安全が確認できるまでに
7分以上が過ぎました。
いつもなら5分以内にできる避難訓練です。
集まってもいつまでも話し声が聞こえました。
今回は突然の避難訓練ということもあります。
命を守るための訓練が、本当にこれでよいのでしょうか。
これでみんなの命は大丈夫でしょうか。
みんなが静かにするのは、素早く逃げたり、安全のための指示がすぐに
聞けるようにするためです。
当日、この運動場の上の高圧線が落ちてきたら、どうしますか。
さわったら大変なことになります。
命を守るための訓練を真剣にくり返し、練習しておくことで
本当の災害から体を守る事ができます。
東日本大震災の「釜石の奇跡」を忘れないでくださいね。