7月5日(月)、昨年から続くコロナの影響(えいきょう)で
大府市ではオンラインで様々なことができる環境が整いました。
そこで,いま石ヶ瀬小学校では,オンライン授業ができる環境を
準備しています。
実際に行うことも可能だと思いますが,どれだけの人数がどんな形で
参加することができるのか,実験をしてみました。
先週は5年1組の社会の授業で,ちょう戦していました。
5年生は教室で一人一台のタブレットを見ています。
先生がわざとはなれた教室でタブレットで映像を映しながら授業をします。
授業に必要な資料は,先生から一人一人のタブレットに送られます。
みんなの顔が画面には映っています。
これまでの授業で活用してきた方法とは異なるオンライン授業ですが,
5年生は慣れているようです。
ただ,教室や学校全体のネット環境が,うまく整わないと
どうしても画像がぼけるなどの課題が見つかりました。
先生も途中でいろいろ調整をしながら行いますが,
どうしてもネットの回線の容量も問題が絡んでいるようでした。
学校評議員のみなさんにちょうど授業参観をしていただく時間でした。
いま学校で行っている取組を見ていただきました。
今回の実践ではっきり見えてきたことは,多くの人数が一度に使うときは
通信の影響(えいきょう)で,黒板の文字などがぼけることが分かりました。
これからもいろいろな可能性を試しながら,タブレットの活用や
オンラインの有効な方法を試していきます。
これだけの内容をどの先生にもできるようにすることも大きな課題です。
こういう環境をスムーズに進めていくための支援がこれからも必要になると思います。
これは,教師の本来の仕事とは,別物だと私は考えています。
学校では,次から次へと新しいことを進めなくてはならなくなっています。
何かを新しく進めるなら何かを削る決断も必要になります。
新しい時代の教育に向け,保護者の皆様にも今後,
ご理解とご協力をお願いいたします。