6月2日(水)、南門からの通学路には、石ヶ瀬の自然が広がります。
この時期は田植えも終わり、のどかな田園風景が広がりました。
いしがせっ子たちはこの田園風景の中を通り抜けて登校してきます。
いつも虫かごの中に、こん虫やカエルなどいろいろな生き物を
つかまえてきて見せてくれます。
その後しっかりとお世話をして、逃がしてあげるのが、いしがせっ子たちの
いいところです。
さて、今朝はこののどかな田園風景から走ってくる子の姿がありました。
「校長先生。 大変です!」
「○○ちゃんが、鼻血を出して動けません!」
と教えてくれました。
(無料イラストより)
私もすぐに保健の先生に声をかけ、私もその場所へ走って行きました。
すると、そこには鼻血で服が真っ赤になった子を見守るように
手当てをしている班長さんがいました。
(無料イラストより)
班長さんがみんなからティッシュをもらい、すばやく鼻血の手当を
してくれていました。
班長さんがとても落ち着いて行動してくれました。
その場でしっかり声をかけながら、見守ってくれていました。
そのおかげで保健の先生が到着して手当を少ししたら、鼻血も止まりました。
この後、班長さんに聞いてみると、すばらしい連係プレーが分かりました。
班長さんは、気づいたらすぐにその子を休ませて手当てをしました。
その間に副班長さんに先生を呼びに行くように伝えました。
さらに、お兄ちゃんがその場でティッシュをわたし、
妹の担任の先生にすぐ連絡をしてくれていました。
そのため、学校に戻ろうとしたところで、担任の先生がすぐにかけつけて
けがをした子に声をかけてくれました。
(無料イラストより)
この通学団の班長さんを中心としたすばらしい連係プレーに感動です。
みんなが一人の子のけがを何とかしようと思って協力して動いてくれました。
すばらしいことです。
大人でもなかなかこんなに素早く冷静に適切な対応はできません。
(無料イラストより)
昨年はやさしいナイチンゲールのような班長さんを紹介しました。
今年は通学団でのすてきなチームでの対応でした。
やさしくもすばらしい判断のできる班長さん。
そして、心やさしい仲間のみなさんがいました。
すてきないしがせっ子、石ヶ瀬小学校のじまんの子どもたちです。
班長さん、本当にありがとう。
あなたのやさしさと責任感、そして判断力でけがをした子も安心できたと思います。
朝のすてきな連係プレーでした。