8月3日(火),この時期,再びツバメがよく飛んでいるのを見かけます。
石ヶ瀬小学校の昇降口(しょうこうぐち)の上にもツバメの巣(す)があります。
夏休み中にひなたちもかなり大きくなってきました。
そして先週末、ついにその日がやってきました。
ツバメのひなたちの飛び立つ日です。
初めて飛び立とうとしているため、かなり緊張(きんちょう)しているようです。
がんばって一瞬(いっしゅん)飛び立ちましたが、すぐに地面に
落ちてきました。
昇降口前では、何とか飛び立とうとがんばっていました。
近くには親ツバメの姿もありました。
遠くで親ツバメを刺激(しげき)しないように見守るしかありません。
「さあ、がんばれ!」
近くで見守る親ツバメの声が聞こえてきそうです。
「よし、いくぞ!」
勇気(ゆうき)をふりしぼってがんばろうとする子ツバメの
姿に感動です。
もうひなではありません。
自分で勇気をもって力をふりしぼりました。
こうやってツバメも巣立っていきました。
もしあきらめていたら、周りにはたくさんの敵(てき)がいます。
ヘビやムカデ、大きな鳥などみんながねらっています。
だから、動物たちは生きるために必死なのです。
みんなもお家の人に守られて育ってきました。
しかし、ツバメの子のように、自分の力で一歩ふみ出す勇気を
しっかりもってがんばっていくことも大切ですよ。
私にはこのひなたちの姿が、3学期の6年生のように
みえました。
しっかり中学校に向けて飛び立つことのできる実力をつけて
いきましょう。