12月9日(水)、今朝は南門でのあいさつ運動をしました。
今日は南門付近では朝から不気味(ぶきみ)なカラスの鳴き声が
ひびきわたっていました。
石ヶ瀬川沿いを4,5羽のカラスが飛び回り、「カァカァ」と鳴いていました。
そして、しばらくすると石ヶ瀬川の橋のらんかんにとまっているではありませんか。
いしがせっ子たちが登校するので気をつけていたら、子どもが近づくと
最初は離(はな)れていました。
しかし、子どもたちが何もしないと知ってか、いつまでも居座(いすわ)り
続けました。
子どもたちが近づいてくると、逆に「カァカァ」と大声で鳴きました。
子どもたちも「カァカァ」と鳴きながらやってきました。
最初は興味本位(きょうみほんい)でながめていた子どもたちも
さすがに少し気をつけながら歩きました。
カラスは何か食べていたようです。
やたら人なつこいカラスがいる、と子どもたちが言っていました。
森岡地区から登校する子たちは、虫や昆虫好きがとても多いようです。
ただ十分に気をつけなくてはいけません。
以前にある公園で私がおかしを食べていたら、口からはなした
瞬間(しゅんかん)にカラスに取られた経験があります。
動物をかわいがる気持ちはとてもいいけど、十分に気をつけてくださいね。
この後から登校する子たちは「かーらーすー、なぜなくの~、
からすのかってでしょ~」と元気に歌いながら登校していました。
幼稚園の屋根の上に場所を変え、じっと周りの様子をながめていました。
となりの屋根の上には、なんと真っ白なシラサギがとまっていました。
この時期、だんだんと虫もいなくなり、鳥たちもおなかがすいて
必死にえさを探しているのでしょう。
川に降りてきて、ミミズやいろいろな虫を探していたのでしょうね。
石ヶ瀬川をあきらめ、場所を変えるために飛び立ちました。
冬が近づき、鳥もおなかがペコペコなのでしょう。
カラスが鳴いていたのも、お互いに食べ物の話でもしていたのでしょうか。
それでは、カラスの会話を想像(そうぞう)してみましょう。
「ぼく昨日から何も食べてないけど、きみはどうしてるの?」
「ぼくはこの石ヶ瀬川でおいしい虫を食べたんだ」
「いいなあ。ぼくにも分けてくれよ。」
「人間はいつもおいしそうなものを食べているから、人間の食べ物でも
ねらってみたらどうかな。」
「おっきたぞ! ちょっと見てみよう。」
「子どもだよ。何も食べ物を持ってなさそうだ。」
「何か、ぼくたちのこと見てるんじゃないの」
「人間ってこわいよねー」
カラスも人間をこわがっています。
そのため、おどろかすと急におそってくることがあるかもしれません。
十分に気をつけてくださいね。