6月22日(月),今日は突然,校長室に怪獣(かいじゅう)が出現(しゅつげん)しました。
どうですか,大きな口を開けて今にも食いついてきそうです。
怪獣を持ってきてくださったのは,用務員さんです。
大府市内の方が育ててみえたバナナの木をいただいたそうです。
バナナの木をこんな間近で見ることができるとは,生まれて初めてです。
先の花は怪獣の口のようですが,その下に付いている手のような部分がバナナです。
下から見上げるとこんな感じに見えます。
大きな花の周りにはたくさんのおしべのようなものがありました。
もしかしたら,それが一つ一つの花のような気がします。
そのため,花が咲き終わった後には,こんなにもたくさんのバナナがなっていました。
バナナの甘いいいにおいがします。
いつもの「ISHIGASE」展示場に飾っておきました。
1週間ぐらいしか持たないかもしれないので,興味のある人は早めに見に来てくださいね。
今日は早速,お客さんが集まってきてくれました。
レンズを昆虫(こんちゅう)の眼(め)レンズをのぞいたり,ハチの巣(す)をのぞき込んだりしながら楽しんでいました。
バナナの木を見ていたら外のトウジュロの木が気になってきました。
校舎の3階の高さまで伸びています。
木の葉の付近をよく見ると何やらたくさんのつぶつぶがありました。
これも南国系の木のため今から何か面白いものができるかもしれません。
何がなるのか知っている人がいたら教えてください。
先生はトウジュロの木からこんな丸いつぶつぶができている初めて見ました。
今からたくさんの花が咲いてその後は・・・
もしかしてバナナのような実がなるのかなあ。
楽しみですね。
バナナの木以外にももう一つ用務員さんが,持ってきてくれました。
これは何の実かわかりますか。
この木の実はヤマモモの実です。
甘酸っぱい木の実です。
鳥たちが好んで食べます。
そして,消化された後に分として種をばらまいていきます。
すると,その種が木が育ちやすいところに落ちると,そこから芽が出て
ヤマモモの木になっていくのです。
実にうまくできています。
ヤマモモにとっては,鳥たちに食べてもらうことが,
いろいろな場所で自分の仲間の木を増やすことにつながるのです。
すごい実でしょう。
木も自分が生き残るためにいろいろと考えて生き残っています。
ちなみに人間に食べられると,種を誰かが植えてくれない限り木になれないので,
ここにいるヤマモモの実たちは,少しくやしそうな顔をしていました。