12月17日（土）、今週は６年生だけで交通安全教室を行いました。
今回のテーマは、正しい自転車の乗り方と交通ルールを学ぶことです。

この時間に来てくださったのは、東海警察署と大府市危機管理課、
そして、「ビーフォース」というグループの方々です。



「B-force」とは、愛知県警察本部第一交通機動隊自転車対策小隊のことです。


愛知県警が、自転車利用者の交通死亡事故を減らそうと、発足させた
専従の自転車部隊が「Ｂ−Ｆｏｒｃｅ（ビーフォース）」です。



こうやって自転車の指導を専従で行うチームは全国で初めてだそうです。


この時間は、「B-Force」の皆さんに実演を交えた楽しい
交通安全講話をしていただきました。


実際にある正しい交通標識やその標識の持つ意味などを
楽しく学びました。


そして、「止まれ」の標識では、自転車も車の仲間であるため、
しっかりとルールを守らなくてはいけないことを教えていただきました。


特に停止線上ではなく、その手前で止まることの大切さについても
しっかりと教えていただきました。


そして、右、左、右後ろをしっかり確認して出発します。
自転車は車両であるため、道路上を走ります。
そのため、後ろから来る車にも十分な注意が必要です。


さらに、停止線の手前で止まっても建物などがあって見えない場合、
急に進むと衝突の危険があることも知りました。


それでは、実際に代表の子たちに自転車に乗って体験してもらうことにしました。


止まった後に進もうとすると建物の陰から危険な状況が見えました。


見ている子たちも大喜びです。


次の運転手も停止した後に、前に進んで右側の確認をすると、
建物の陰から怪しい姿を発見し、動揺が止まりません。


交差点にいきなりウマが出てきては驚くのも無理はありません。


この練習はウマで笑いを誘いましたが、もしこれが本当の車だったらと
考えると、とても危険ですね。



みんなに感想を聞いてみました。



一般の道を走っている車の法定速度の多くは時速40kmです。
ロープで表すと、１秒間に車は11.1ｍも進んでいるのです。
右、左、右後ろで安全を確認するという「安全」な距離を目で見て
確認しました。



ここからは間違い探しです。
今から見本の運転手が、交通違反を７つもします。
さあ、さがせるかな。


この様子を見ていろいろと自転車の交通ルール違反を
見つけました。


どんどん発見したことを発表します。


２人乗りはだめですよね。


かさをさしての運転もダメですよね。


飲酒運転やスマホを見ながらのながら運転もダメです。


２人が並んで並列運転をするとなぜ危険なのか実際の場面で
教えてくださいました。


そして、それぞれの違反をすると、交通ルール上どんな違反になり、
罰金もかかってくることを知りました。


なんと100万円以下の罰金になる違反もありました。
今までの交通安全教室とひと味違う角度で自転車の乗り方を
学ぶことができました。
お家の人にもしっかりと伝えてあげてくださいね。