７月１日（土）、今日も雨の予報が出ていましたが、朝からは
蒸し暑い曇り空が続いています。
それにしても、昨日の突然の豪雨は、すさまじいものでした。
石ヶ瀬小学校も水浸しになってしまいました。



体育館にいたら、屋根からものすごい雨音が響き渡り、
豪雨のものすごさを味わいました。



体育館入り口通路には何本もの雨どいから水が側溝に向かって
猛烈に流れ込んでいました。


どの雨どいからも猛烈な水が流れ込み、側溝の水も
あふれそうな状態になっていました。



あまりにもの強い雨に石輝門に向かう通路では、跳ね返りの
水しぶきが高く上がり、景色がぼやけて見えるほどでした。



運動場も20分程度の間に大きな池のような姿になりました。


特にいしがせっ子たちがよく使う運動場入り口に近い方には
たくさんの水がたまっていました。


そして、体育館から校舎に戻る渡りも強い雨と風で渡ることもできず、
大変だとみんなで行っていたとき、
「１年生が大変です！」と声がかかりました。


なんと１年生の廊下が水浸しになっていたのです。


それも地面から噴き出てきた水のため、広い廊下に水が吹きあがり、
授業参観して見えた保護者の皆さんも驚きのことだったでしょう。
ものすごい量の水が地面から吹き上がってきました。


これは授業参観どころではありません。
手の空いている先生と支援員の皆さんで一気に水とりを始めました。


ものすごい水の量のためたくさんの雑巾とたらい、バケツが出動しました。


授業参観中にも関わず、何人かの保護者の皆さんも
お手伝いしてくださいました。


せっかっくの授業参観だったのに１年生の保護者の皆さん、
大変ご迷惑をおかけしました。
そして、お手伝いいただき、本当にありがとうございました。


そういえば23年前の2000年９月に東海豪雨がありました。
このときも石ヶ瀬小学校内は、水浸しになり大変だったと聞いています。


石ヶ瀬川が氾濫したのかと思ったら、まさか校舎の内部から
水攻めにあうとは、予想もしていませんでした。
これは校舎の構造上の欠点だそうです。


校舎の屋根の水は、ふつう校舎の外にある雨どいを流れて
下に落ちていきます。
しかし、石ヶ瀬小学校の南館は、途中で広い廊下を作るために
校舎を継ぎ足して作っています。
そのため、この雨どいがこの廊下の中を流れ落ちるため、
本当なら外にあるはずのます（水をためる場所）が、１年生の
広い廊下に設けられているのです。
そのため、このような災害が起きてしまうようです。

これからの時代、線状降水帯がやってくると、たったの30分でも
このようなことになっていては、とても危険です。
今後の対策をしっかり検討していただこうと考えています。