11月21日(土),今年はコロナウィルスの影響で多くの行事ができていません。
そのため5年生の先生方もなんとかしてあげたいという思いがとても強くあります。
そこで,一昨日は5年生の先生方の思いを受けて,自閉症理解講座を
行いました。
4名の講師の先生方をお迎えして講座を体験しました。
この時間のテーマは「自閉症って何」です。
講師の先生方は石ヶ瀬小学校に深く関わっていただいている皆さんです。
目が見えない、耳が聞こえない、体が不自由など見ていてわかる障がいについては
みんなも何とかしてあげようと手を差し伸べることができます。
しかし,自閉症の人は見ていてもすぐにはわかりません。
どんなことに気をつけて一緒に生活していけばいいのでしょう。
最初に何気なく人に伝えた言葉がどのようにみんなに伝わるのか体験しました。
伝えた人は相手に「まるをたくさん書いてください」と伝えました。
しかし、思っていることが上手に相手に伝わらないこともあります。
そんなことをはじめに体験しました。
他にも自閉症の人には私たちの気づかないいろいろなこだわりがあります。
食べ物や服などいろいろなものを決めていく時にも自分の大切なルールがあるのです。
周りの人がこういうことを先に知っていれば自閉症の人も困らないですむと思います。
そこで,自閉症の世界を体験することにしました。
周りにたくさんの音があのでは何を言われているのかさっぱり分かりません。
一つ一つていねいに優しく話してくださいね。
では実際にこのコアラが自閉症の人たちにはどのように見えているのかを
体験してみましょう。
ペットボトルの先から向こうをのぞくと一部分しか見えません。
聞こえない見えないってどんな感じか少し分かった気がします。
次は思うように手先が動かないことの体験です。
軍手をつけて服のボタンを閉めています。
ボタンを閉めることが全然できません。
自分の思い通りにうまくいかない体験をいろいろ学びました。
実際に体験してみてうまくできないってどんな気持ちか気づけたかな。
今回の体験で自閉症の人の気持ちがとてもよくわかりましたね。
相手の気持ちになって考えたり行動したりすることは大切ですね。
だれにでも優しく親切ないしがせっ子でいてくださいね。