７月23日（日）、夏休みに入ってからの先生たちの研修会、第３弾は
「一人一人を大切にした学級づくり」についてです。
それでは、早速、その様子をお届けします。


900人を超える石ヶ瀬小学校には、個性あふれるたくさんの子たちが
登校しています。


十人十色といわれるように、みんなが同じ考え方をもち、
同じことをするわけではありません。


そこで、どのクラスでもみんなが仲良く過ごすためには、
お互いを知りあうことが大切です。

クラスにはいろいろな友だちがいて、まずどんなことを考えているのか
知る仲間づくりから始まります。


そんな仲間づくりの実践を全国の学校で実践されているのが、
名城大学の曽山先生です。


曽山先生がもう何十年も実践にかかわられている学校では、
子どもたちが笑顔で会話を交わし合い、生き生きと生活しています。


そんな学校を目指して、先生たちにも研修をしていただきたいと思い、
お忙しい先生に３年越しのラブコールでお願いして、ご指導いただきました。



研修の様子を見ていただくと分かる通り、先生たちも笑顔で
話し合いをしながら、楽しく研修を受けています。


これが曽山先生が大切にしてみえる研修会の姿です。


千七たちも自ら話し合いをしながらお互いの良さや
知らないところを知りあっていくのです。


同じ学校に勤務していても80人が超える職員がいます。


毎日話ができる先生の仲間の人数も限られます。


こうやって話したことがない先生立ち同士でお互いを
知りあうこともとても大切な研修です。


一昨年度からたくさんの講師の先生に石ヶ瀬小学校に
来ていただいています。


最近はどの先生もこうやって先生同士の話し合いを
大切にしています。


そして、本校の研修会では、多くの先生方に勉強していただきたいため、
市内外からも多くの先生方に研修に来ていただけるようにしています。


今年度から先生たちの研修も記録を取りながら、
しっかり行ってくことになりました。



そのこともあり先生たちの研修に対する意識も高くなってきています。


この日も研修会も先生たちが毎週取り組んでいる「イシネスタイム」で
行っている「アドジャン」のお話もしていただきました。


子どもたち一人一人に対するかかわり方のヒントもたくさん
教えていただきました。


一つのことを教えていただくと、実際に先生たちは
どう考えるか、隣の先生たちと意見交換をしながら研修を進めます。



話し合いを進めれば進めるほど、その先生の考え方や
自分との違いにも気づいていきます。


先生たちの人数も多いので、初めてじっくり話をした先生たちも
いたと思います。


曽山先生が先生たちの様子を見ながら、分かりやすい言葉を
選びながらお話をしてくださいます。


曽山先生ご自身が一番言葉を丁寧に伝えることを
意識されている気がしました。素敵な先生です。


そこで、いよいよ先生たちで実際に「アドジャン」を
してみることになりました。


曽山先生がもし自分ならこんな答えを伝えるかなと
いう例を示してくださいました。


先生たちが「アドジャン」を楽しみながら研修する様子を
お楽しみください。























最後の質問タイムでは、実際に「イシネスタイム」で行っている
悩みなどを曽山先生に相談しました。

学級運営をするときの悩みの相談にものっていただけました。


若い先生方も一生懸命に勉強しています。
だからこそいろいろな悩みが生まれてきます。



最後まで先生たちの悩みの気持ちを受け止め、丁寧にたくさんの
アドバイスをいただきました。
曽山先生、本当にお忙しい中、貴重なご指導をいただき、
ありがとうございました。