7月3日(金),火曜日の給食のメニューは麻婆豆腐(まーぼーどうふ)でした。
みそ味をきかせた美味しい味付けでした。
いつも熱々の給食を,全校の皆さんよりいち早くいただいています。
なぜ私だけがそんなに早く食べられるかというと,給食に異常がないかを誰よりも先に調べるためです。
こんなことはないと思いますが,もし給食に毒が入っていたら,一番初めに死んでしまうのは私です。
みんなの命を守るために毎日,命がけでがんばっています。
こんなこと言ったら給食の調理員さんに失礼ですよね。
しかし,戦国時代なら,逆だったでしょうね。
「やったーーー! 今日は,マーボードウフだ!」
廊下からこんな大きな声が聞こえてきました。
食べてみて子どもたちが喜ぶ理由がよく分かりました。
いやーおいしいです。マーボ豆腐!
今日も調理員さん,ありがとうございます。
しかし,これからの季節,給食室は地獄の日々を迎えます。
なぜか分かりますか。
この給食室には冷房も入っています。
しかし,この大釜(おおがま)で1,000人を超える人たちの給食が毎日作られているのです。
このナベが,2,3,4個も並んでいるのです。
ものすごい火力でナベは温められます。
熱中症どころのさわぎではありません。
敵はグツグツ煮えたぎる熱湯です。
しかし,温度を下げれば給食にバイキンが入り込みます。
今週は学校職員の皆さんとの面談をしました。
冷房は効いていても,ものすごい暑さだそうです。
経験しないと分からない過酷な仕事です。
しかし,石ヶ瀬小学校の調理員の皆さんはすてきな方々ばかりです。
こんなに暑くても皆さん笑顔で口々に「楽しく働かせていただいてます」とお応えくださいます。
石ヶ瀬のチームで働けているからだそうです。
そして,何よりうれしいのは,毎日の給食に「美味しくなーれ,美味しくなーれ」と愛を込めて作ってくださっているそうです。
この過酷な環境の中でも,こんなすてきな思いを込めて作ってくださっている調理員さんたちです。
今日もイタリアンな給食を美味しくいただきました。
大変な仕事でもチームで仲良く,仕事に責任を持ち,作ること,石ヶ瀬っ子の笑顔を楽しみにして作ってくださってみえました。
皆さんの面談を終えた後,うれしくて話さずにはいられませんでした。
本当にすてきな皆さんに給食を作っていただき,感謝感激です。
毎日,ありがとうございます。
でも,一つ大きな悩みがあるそうです。
それは、こんなに汗を流してがんばっているのにやせないことだそうです。