4月20日(木)、毎年、この時期になると、救急救命法の研修会を行っています。
石ヶ瀬小学校では、水泳の授業をスイミングスクールと連携して行います。
早いクラスでは、5月の下旬からプールで授業が始まります。
そのため、前週は先生たちも心臓マッサージの方法やAEDの使い方を
研修会で勉強しました。
プールはなくなりましたが、今年水泳の授業は
スイミングスクール大府にご協力いただきながら
行う予定です。
インストラクターの皆さんと協力しながら水泳の授業を行います。
しかし、プールで行う授業のため、どんな事故が
起こるかわかりません。
そのため、毎年同じ内容でも必ず全職員で行っています。
分かっているつもりでも、いざというときに大切な命を
素早く助けることができるようにするためです。
毎年同じように見える内容も年々少しずつ対応が
変化してきています。
先生たちがお互いのチームとなって確認しながら
命を助ける練習です。
同じ内容の練習でも馬鹿にすることなく、毎年、真剣に
練習してくださる先生たちに感謝です。
どんなことでも頭だけでなくこうやって体で
体験していくことが大切です。
こういう当たり前を大切にしないといざというときに
何もできない教師になってしまいます。
だから石ヶ瀬小学校の先生たちは一生懸命に練習をするのです。
最近では、呼吸の停止の確認後、人工呼吸ではなく、
まずは心臓マッサージを行います。
少なくとも2分間は続けます。
これが実際にやってみるとかなり過酷です。
1分間に120回のペースで心臓マッサージを行います。
実際にやってみないと、この苦労はわかりません。
その合間にAEDを活用します。
心臓に細動が起こっているときにショックを与えて
心臓の動きを戻すための装置です。
取り付け方や周囲の人とのかかわりなど、大切な使い方について
勉強しました。
心臓マッサージからAEDの連携についても学びました。
AEDを使った後もできる限り心臓を続けます。
命を救うために先生たちも真剣に練習しました。
恥ずかしがらずに大きな声を出して、命を救うための
練習です。
実際にはパッドで心臓を挟むようにセットします。
AEDの操作方法もしっかり学びました。
毎年、丁寧に練習することで自然にAEDの操作方法も
身に着けていきます。
毎年のあたり前のことですが、こうやって命を守る練習をしてから
今年の水泳の授業が始まります。