6月5日(金),今週からあのおいしいとうわさの給食が始まりました。
初日の様子は,お知らせしたとおりに,とてもおいしくいただきました。
そして,2日目は出張の関係でおいしかったと評判のホキのフライを食べることができませんでした。
そして,迎えた3日目。
クリームシチューとチキンのハーブ焼き。
なんておしゃれな味でしょう。
4日目は和食のお汁にたっぷり具材満点。
そして,この一口カツが柔らかくておいしいのです。
そして,今日はサラダとみんなの大好きなカレーライスです。
おいしくてぺろっという感じでした。
少しぴりっとした味が,少し大人の味を感じさせるカレーでした。
私はこれまで給食センターで作られる給食しか食べたことがなかったので,
この学校で作られる給食のことは,あまり詳しく知りませんでした。
栄養教諭の先生から「いくら校長先生でも給食室に入ることはできません」と
厳しくご指導を受けました。
誤解のないように。普段はとても笑顔のすてきな先生です。
そのため,外からその様子をのぞき見しました。
そして,なぜそんなに厳しいのか,1日を終えて回覧した報告文書でその意味が分かりました。
たった1日の給食を作るのにも,10枚程度の報告書が私の前を通り過ぎていきます。
これがその中の1枚です。
この色のついた線は,それぞれの管理区域の中で,どの野菜がどのような動きで移動したかを表しています。
野菜一つ一つで動きが異なります。
さらに他の資料を見るとどの野菜に何番の包丁を使い,次の段階ではどの包丁が使われ,
どんな器具を使って調理されていったのかが,何枚もの紙で報告されています。
これはすごいことです。
みんなにとってはおいしい,たった1食の給食かもしれません。
しかし,給食の調理員さんたちが,たった1食だけの給食のために,どれだけ安全に気を付け,
責任を持ち,真心を込めて作っていただけているかが分かりました。
食を作るというのは,人の命を預かることでもあります。
学校には,食物アレルギーの子もいます。
だからこそ,給食の調理員さんも,みんなの笑顔のために,命がけで頑張ってくださるのです。
毎日こんなに気を付けて給食を作っていただける調理員さんたちに感謝です。
ありがとうございます。
そして,ついこの間までこんなすてきな皆さんに草抜きをしていただいていたなんて,反省です。
でも,きっとこういうことをさらっとやっていただける方だからこそ,
おいしい給食を作っていただけるんだなと,感じました。