２月１日（火）、今日から学級閉鎖となっていた学級も
すべて元通りに勉強を始めました。
しかし、先週末からコロナ禍で一人の先生が濃厚接触と
なってしまいました。
しかし、こんなことでその担任の先生は負けてはいません。




担任の先生の意向で面白いことに挑戦しました。
なんと昨日の夕方、学校と担任の先生の自宅をオンラインで
つなぐ準備をしました。



教室のテレビ画面にタブレットの画面を映し出し、先生が家庭の
パソコンからZoomで教室とつながるのです。
画期的な展開です。


うまく教室とつながることが練習で分かり、明日は教室のみんなと
逆オンライン授業に挑戦することになりました。


そして、今朝、子どもたちが家でオンライン授業を受けるのではなく、
反対に先生が家からオンライン授業に挑戦しました。



担任の先生も休まなくてはいけないことがくやしくて、
いま自分にできることをいろいろと考えてくれて実現しました。


国語の授業です。
テレビ画面の向こうにいる担任の先生から次々と手作りの
漢字の問題が出題されます。


「しんのすけくん（クレヨンしんちゃん）の名字だよね。」


子どもたちもまさかの担任の先生が登場する意外な展開に
大いにもり上がっています。


教室に来てくれた先生が気を利かせて、意見発表する子たちの顔や声が
担任の先生によく伝わるようにタブレットを持ち歩いてくれました。



このあたりは先生たちの阿吽（あうん）の呼吸です。


画面にも自分の顔がはっきりと映るようにして、担任の先生に
最高の笑顔を見せていました。


担任の先生ならではの突っ込みもたくさんあり、教室はいつもの
明るい雰囲気です。


手作り問題がどんどん出題されていきます。
みんなが「まだあるの？」とおどろくほどです。


画面の向こうの担任の先生が全員に声かけをするように
漢字を出題していきます。


こんなこともやれるのかと、正直感心するばかりです。


発想を変えることも大切です。


担任の先生に10日近く会えないのは、あまりにもさみしいです。


担任の先生の突っ込みにみんな大盛り上がりです。



楽しいやりとりは最後の一人まで続きます。



思わぬ授業に子どもたちも大喜びです。



それにしてもこの手作り感のある漢字教材、先生も自宅で
かなり気合いを入れて準備してくれていたのでしょう。


担任の先生の気持ちの入れ方に感謝するばかりです。


漢字の勉強をみんなでいっしょに楽しみました。
担任の先生にも早く戻ってきてほしいですね。