2月6日(日)、朝からずっとひらひらと雪がちらつき、
とても冷え込む一日です。
今日も5年生の先生の一人一実践の授業の様子④です。
5年5組の社会の授業の様子です。
この時間は公害について学びました。
これまでに日本の工業の発展にいても勉強してきました。
特に太平洋ベルト地帯なんて言葉も勉強したようです。
昭和の時代、戦後から日本の経済は一気に成長しました。
そのとき、高度経済成長と共に大きな社会問題が起きました。
それが公害です。
この時間は、四日市ぜんそくについて勉強しました。
2つのグラフから読み取れる内容について考えました。
公害の原因となる光化学スモッグの量が大きな変化をしてきました。
同時に公害の影響を受けて病気になって人の数も大きな変化をしています。
その増減を見比べながら、どんなことがこの社会で起こっているのか、
いろいろと考えてみました。
公害によりぜんそくになっていた人はものすごくたくさんいましたが、
ある時期から少しずつ減り始めています。
同じように光化学スモッグの量もある時期までものすごい量で
増えていますが、あるときから急に減り始めます。
どんなことが起きたのだろう。
市民の考えや市役所はどんなことを考えていたのでしょう。
そして、どんなことが行われ始めたのでしょう。
実際に市が取り組んできたことについても写真で確認しました。
市民、市役所、企業が協力してこの大きな問題に取組始めたことが
分かってきました。
経済の発展の裏には、大きな社会問題が起こってきていました。
それをみんなで話し合い、今できることを一つ一つ解決してきました。
経済が発展したおかげで裕福な暮らしになりました。
しかし、その裏では大きな病気の問題がありました。
太平洋ベルト地帯では、全国各地で同じような問題が起こっていました。
それを改めて知る勉強となりました。
それぞれの立場の人が、利益や発展もふくめて幸せになれることが
大切だと思います。
そのためには、争うのではなく、人と人がしっかり話し合い
お互いの気持ちを確認し、よりよい策を考え実行していくことが
大切ですね。